東京観光で、新宿に新しくオープンした旅館「ONSEN RYOKAN 由縁新宿」に宿泊しました。
新宿で旅館?という感じでしたが、宿泊してみるととても居心地の良い空間でした!
ダブルルーム客室の様子、食事などを紹介する宿泊ブログです。
上品な雰囲気!ONSEN RYOKAN 由縁新宿
新宿駅から程近い東京医大通りを東に向かって緩やかな坂を登ると温泉旅館 由縁(ゆえん)があります。
スマホ片手に周りの様子を見ながら歩いていたら、いつのまにか過ぎ去っていたようで、少し引き返すとありました。
瓦屋根の和風でモダンな外観になっていてイメージしていた建物らしさがなかったので気付かなかったようで、奥を見ると立派な宿泊棟がありました。
思った通り、ここは期待できる宿だとわくわくしながらのれんをくぐると、奥行きのある玄関アプローチに石畳と灯籠、竹の植栽が上品で穏やかな雰囲気が高揚感を誘います。
ちょうどチェックインが始まる時間でしたが、すでに6組ほど若いカップルが次々と受付を済ませていました。
由縁新宿 プレミアムダブル客室
今回、私が宿泊ブログで紹介する部屋は16階の禁煙プレミアムダブルルームです。
部屋に入ると畳が敷き詰められて、まさに旅館という雰囲気です!靴を脱いで座椅子に寄りかかって一休み。
テーブルに置いてある茶菓子は私のお好み、日本橋錦豊琳の「かりんとう」と新宿中村屋のおこのみあられ「花の色よせ」でした。
これらは帰りの新幹線で食べようと思いお持ち帰りしました。
部屋からの景色は新宿のビル群がよく見えて、横長の横滑り窓が周りの雑多なビルを切り取って一幅の絵に見える感じです。
私はいつも旅館やホテルに宿泊するときは部屋にある冷蔵庫の音が気になるのですが、こちらは離れて扉が付いていたので気にならなくよかったです。
テーブルの上に置かれた旅館の案内書を見ると、QRコードが付いていて、これをスマートホンで読み取ると温泉混雑状況が確認できるとのこと。凄い!見たことない!
ベッドの上には浴衣と足袋、それと浴衣の着方が一目でわかるイラスト付きの説明書が、これなら外国の方も困らないですね。
新宿で温泉?箱根・芦ノ湖の温泉を直送!
一休みしたらさっそく温泉へ向かいます。
宿泊をしてわかったのですが最上階の18階大浴場には、箱根の「小田急山のホテル」の自家温泉「芦ノ湖温泉つつじの湯」から運ぶ温泉露天風呂が設置されていました。
新宿で温泉?と思っていましたが、なるほど、とても気持ちよい温泉でした。
ここから新宿副都心の夜景を眺めながら箱根の温泉に浸かると身も心も癒やされて最高に贅沢な気分になれました。
温泉をゆっくり堪能して上がり近くの休憩所に行くと、中央の大きなテーブルの真ん中に冷凍庫が埋め込まれていて、 ”ご自由にお取りください”の文字か張り紙がついていました。
中をのぞき込んで見るといろいろアイスキャンディーが入っているではないですか。
風呂上がりに最高のおもてなし!遠慮なくレモン味をひとつ、あまりのおいしさにもう一本いただいてしまいました。
由縁新宿は夕食もハイクオリティ!
夕食は1階の坪庭が眺められる情緒のあるしつらえのレストラン 「夏下冬上(かかとうじょう)」が良かったです。
私は厨房の様子がよく見えるカウンターに案内されました。
さて、気を取り戻して由縁新宿の夕食です!
料理は一品一品順番に提供してくれました。
先ずは季節の前菜の盛り合わせ三種で生ビールを一口。かー!風呂上がりに至福の時を感じる最高の瞬間!
その後、まぐろとぶりの刺身、白子とたまご焼きの吸い物、天婦羅三種、鯛とかぶらと洗練された料理が次々と登場。
目の前で焼いてくれる厳選和牛のサーロイン鉄板焼きもタレとわさびやニンニクチップ、岩塩でいただきました。外はカリッと中は柔らかくて完璧な仕上がり 赤ワインも進みます。
ご飯は鳥釜飯かカキ釜飯を選べるということで、今回はカキ釜飯を頼みました。
器や料理の盛り付けなども目で楽しみながら大満足のひとときでした。
まとめ
新宿で旅館というと、勝手な先入観で古そうだったり狭そうなイメージを持ってしまいますが、由縁新宿は良い意味で期待を裏切ってくれる、素晴らしいホテルでした!
他のお客さんも落ち着いた雰囲気の方が多く、上質な空間を楽しめました。
新宿のホテルは外資系ホテルが人気ですが、変わり種として由縁新宿はかなりおすすめできる温泉旅館です!